仕事(辛い)

 

2/23

結婚式を挙げてないので、代わりになる催しを考え無茶なことをしに三重県へ戻る。

無茶な遊びに付き合ってくれる友達がいることが唯一の自慢である。

計画は実行できそうなので、後は死なないようにするだけだ。人が簡単に死んでしまうことは別にここ最近の話ではない。

 

 

久しぶりな人と連絡をとる。気恥ずかしさもありながら元気そうにしている様子が返ってくると嬉しい。

 

 

ビーチボーイズのGod only knowsを聴きながら今日がいい日だと思い更に明日も休みであることを確認した瞬間に叫びたい。そういう日にしたい。

 

 

俺を救ってくれたのは文章であり言葉であったことを、熱く思い出す日々をずーーっと過ごしている。

純粋に輝く眩しい闇に向かってこれからもずーっと進んでいく。それを裂くのはいつだって一人だけだと思っていました。

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映りきらないてっぺん

 

待ちきれなぁ〜いぃ〜

 

12/11

ズカイのライブを観る。仕事終わりに車を飛ばし、シャングリラのドアを開けるとちょうどズカイのSEが鳴っているところだった。ぜったに頭から見たいと思っていたので間に合って良かった。

ツアー前からツアー中に掛けてバンドとして逞しくなっていく姿勢がカッコよかった。楽器の数と声の数が他所のバンドよりも多いので立体的に迫ってくるし、このサウンドスケープこそがズカイの武器か、いやいやまんくも君のメロディとカリスマ性こそがズカイの真骨頂かとか考えていた。

 自分自身の話になるのだけれど、最近はバンドを楽しんで見れるようになった。常に良し悪しを判断しその理由を探すフシがあるが、バンドを辞めてからライブを見るとその正確に折り合いをつけることが出来なくなっていたが、最近はそこに固執しなくなった。バンドをやろうと誘ってくれる人に出会いスタジオに入り、なんか良いから曲作ろうか、と始まりだしたからだろう。

 ツアーでやって演目と流れはほとんど変わらなかったがそれはアルバムに対する解釈の提供だったと思う。つくづくバンドは大変だなと思ったりもした。今と昔のズカイでは自分の中の置き位置も違うしな。

 


 帰りにYoctopolisの中倉くんと谷本くん、青い紫陽花のあいちゃん、ハロサドの寺前くんと少し飲んだ。みんな勿論好きだが、俺は谷本くんが好きである。退屈してる時のバネの種類が自分と似ている気がするから。

 

 

 

12/12

植物園に行く。半田山にある植物園はとても広大で冬だけど綺麗に咲く薔薇が印象的だった。カレーの匂いがするハーブが本当に不思議だった。また行きたい。

 昼から商科大学でreGretGirl観る。平部のギターの音めっちゃ良くなってたから聴いてみたら本人もしっくりきてるらしかった。体育館って多分やりにくいんだろうけど時間経つにつれて良くなってた。PAの方が相当腕利きなんだろうなと毎回思う。

 


夜はママツーで裸体を観た。

生存確認したし、してもらった。ガナリヤのみんなとも久しぶり会えたしライブも見れた。裸体にもガナリヤにも覚えてもらっててホッとしました。

最後音デカ過ぎてもうよくわかりませんでしたね。ライブしてへんのに翌日朝起きたらライブ後の鞭打ちみたいなんあったし。今の仕事よりも裸体のサポート(出来てない)してた時のほうがよっぽど地獄だった気がして、ミッチーさん怖いし好きやけど実力足りんから学校で会うのホンマに嫌やったわ〜。ハードコア髭生やしてから貫禄すげぇから怒ったらまだ怖そうやし、大好きやねんけども。みんな好きやねんけどな。

帰りにuniTONEのテルシくんと純とkinderwallsのナオトと、シンカイくんと飯食って帰宅

 

 

 

12/13

香川へGO

暇人の集まりである。テルシくんと金の掛からない遊びを模索する。

うどんを食いながら新しいバンドを組みそうだという話をした。この歳でバンドの立ち上げに関われるとは思ってなかった。対バンしよやと言われたが、気が早すぎますと言っておいた。

 


金がない時にする遊び。俺は友人と遊ぶのが大好きだ。大好きすぎて普通のことや普通の場所に行くのが好きじゃない。つまらん遊びしやがって、みたいな気持ちになるから。例えばUSJも嫌いである。行く人は微塵も偉くなく、造った人が偉いんじゃい!みたいなことを考えて

これだけ悪態ついて、じゃあお前が好きな遊びってなんやねんって思う人がこれを読んでいる中にもしかしたらいるかもしれないし、そこに触れないのは卑怯な気もするので書いておく。

熊出そうな山の中で夜カップ麺食べるとか、ベランダから飛び降りる時に面白いポーズして着地するとか、急斜面の頂上から下に走り抜ける最中に転げ落ちるとか。ただ車押すとか。ノー知識の奴ら集めて松茸探しに行くとか。

おもんなかったらごめんな。でもやってみたらちょっとは絶対オモロイから。

 

うどん食べながら、俺がしたいと提案したのがGoogle衛星写真見て、変なところにある建物探しに行くとか、どうやって辿り着くか分からん池とか建造物に勘で行ってみるという遊びだった。これは大抵、近くまでは行けるが車が通れないくらいの狭さになって運転手の体温は上がって背中と額に汗かいたりするんやけど、助手席でそれ見てるのが楽しいんよな〜。いっちゃん好きや。自分が運転手でも好きやけどな、道狭くなってくると戻るのもダルいから進んでも地獄って分かってても人間って進んでしまうんよね。俺はもう慣れたからダルいからじゃなくて敢えて進んでんねんけど。なんの話?

 

 

テキトーに車を走らせていると見晴らしの良い入江を見つけ、そこで止まる。98歳のお爺ちゃんとお爺ちゃんが飼っている柴犬と出会い雑談。お爺ちゃん、耳遠すぎて何言うても「えぇ!?」って言うてた。それを良いことにテルシくんはたまにジジイって言うてたのが良かった。不良っぽくて。それにしても良い入江だった。

 

カーステからはthe coopeezの無力な瞬間が鳴っている。その後流れてきたサンドとイッチの藤本くんの声に俺たちは笑っていた。


コイツとおったらどこまででも行ける気がするな、って感じの奴とバンドも組みたい。俺が大好きな友人との遊びはコレに似ていると思う。誰もやったことない音とか、ごちゃ混ぜにした上でのスキマ産業だったりするのではないか。

 


変な遊びは募集中です。

 

 

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植物園でみた綺麗な花

敵ながらパレアツ

友達が言った「普通に憧れる」という言葉を反芻する。

誰にも語れないくらい、隣の芝が青い話である。

 

 

朝と夜、1時間ほど散歩するのが習慣になった。

音楽を聴きながら暗い道を歩いていると、自ずと考え事が浮かんでくるや間もなく、二人で歩くことになる。

 

ボロボロの俺とまぁボロボロな俺がいる。

誇るべき物は別に必要無いのだけれど、何も無いことに怯えつつもあり、周りの人の謙遜や何気ない会話の中でのお世辞に近い反応をまともに受け入れられなくなっている。

誰も自分の事象に興味が無い様に思えたり、

人を言葉を上手に聞けなくなっている事に危機感を覚えたりする。

 

 

 

 

 

俺は今とても暇だから、暇つぶしに後悔をしてみようと思う。

タイヤの空いた穴を塞いでいたテープを剥がした様に音を立てて古い空気が混ざり合ってくる。

辛いことだけど、あえて辛くなりたい時もある。

 

 

 

 

初めて音楽のことを嫌いになりそうです。

こういう時、大抵相手も同じ事を自分に対して思ってるものですから、そこは冷静に対処しないといけません。

時間が無いのは今だけで今は今のまま良い方を向いていると思い頑張ってください。

 

 

 

 

俺の足を俺自身が引っ張っているような

なんでも良い、

なんでも良いんだけど、自分らしさとは違う特別なモノが欲しい。

いつも何か足りない気がしている状態をそう呼ぶのであれば、やはり芝はまだまだ青く、深緑の季節であると思う。

 

 

(精神的に)フラフラになりながら闇の中を1時間ほど歩いたころ家を見つけると救われる。

家は灯っており、玄関には鍵も掛かっていない。

俺には妻がおり、家があるのであった。

それは特別な事では無く、逆を言えば俺が俺を許せない事とは何も関係のない話であります。

 

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夜に咲いた花 次の朝見た時には枯れ始めていた

7/9 curry's soundtrack

 

昨日は慌しかった。

次の日の為に有給を取り、その為に1.5倍増しで働き、勉強をして眠り、ライブを見るつもりだったのに。

 

 

 

沢山の人がそうであるようにanother skyというアルバムは自分にとっても大事なアルバムである。

実験室、手術室を想起させるような部屋に粘着性の青いスライムを置いたジャケットはアルバムの内容を示唆しており、この季節の湿度を含んだまま深みがこちらを覗いてくる。空間系を のエフェクターが多様されてるのもこのアルバムの持ち味だと思う。風待ちと対を成す「それでも」、甘美な「colors」を経てクライマックスのアナザーワールドに集約されるテーマがロックバンド然としていて、そこがこのアルバムの好きなところだ。ミスチルのNOT FOUNDくらい好きだ。

 

 

さみだれ」の二人は、another skyの延長にいるような気がしたところ、ふとそとを見ると海が拡がり、高松へ向かう途中、海の上に浮かぶマボロシ島を見た気がする。

 

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シンクロニシティ

6/6

仕事終わりに三重に帰る。

最寄駅から家への帰路、沢山の鹿見た。

新芽を食べていた。

 

 

6/7

HUNTER×HUNTERを読んだり犬の散歩をしたりした後、岡本くんと会う。

その後ジョンの家に無理矢理押しかける。

 

そこにたなちゅーも加わって夜には名古屋でモーサムトーンベンダーのライブを見る。

藤田さんのドラミングは独特のタイム感だった。

 

かつてモーサムトーンベンダーは高校生の頃、仲の悪くなったバンドメンバーと見た。今日また名古屋で見たことにはきっと意味があるような気がする。人生の伏線として仕舞っておきたい。

 

green & gold

we are lucky friendsが炸裂していた。

 

4/27 あんまり覚えてないや

GWに入る直前におじいちゃんが死んでしまった。89歳の大往生でした。


1年半前の脳梗塞後、一命を取り留めた祖父に対して僕たちはリハビリによる回復を願ったが、

リハビリは思うようにいかず、その後に肺炎を合併し老衰によって息を引き取ったと看護婦は言っていた。

 


コロナウィルスの蔓延により入院後生きているおじいちゃんには会うことは叶わなかった。実家のすぐそばの病院に入院していたが会うことは許されないその壁は令和の境界線で在ったと思う。

 

 

もう何処にも、おじいちゃんは物理的には存在しないが、正しい順番で去ってくれたことで悲しくはない。居ないけれどその名前を口にするだけで、いつでも僕のそばに来てくれるし、家にも帰ってくる。

 

 


花は何処にあろうと冷たく美しい香りがするな。ヒヤッとして柔らかく、そして重たい。


送る花を選んで、とっておきのを心臓に添える。

その瞬間、この世で一番綺麗なのはこの二人なのかもしれないと思いました。

無償の愛は無いと言うけれど、俺はそうは思わない。人に優しくする時、俺に痛みが伴うのが嬉しい。無防備で人に優しくすると、正常な気持ちでは居られない。そういう意味では無償の愛は存在しない。

この涙はきっとすぐに火葬炉で蒸発してしまう。最期の扉が閉ざされて、あちらとこちらの境界線があるとすれば、それはまさにそこだと、焼成中に助六を食べながら思った。

 

 

 

 

 

 

GW何日目

nostosでミックスの立ち会いという名目で朝倉さんと久しぶりに会う。ジョンも居た。nostosは、行けることなら毎日行きたいくらい良い場所だと思う。

 

 

 

 

GW何日目

Mr.Childrenのライブを観た。

1曲目のbrandnew planetのイントロ1音目がスーッと溶け込んできて涙がまた出た。

くるみの最後の歌詞が「引き返しちゃいけないよな」に変えられていることに気づいた。

くるみ〜僕らの音〜タガタメの流れは祈りの様でした。

 

 

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犬はくしゃみを沢山してました

一番好きだったのに

 

アルコールの代わりにソーダ水を飲むことがある。炭酸がキツいやつ。アルコールが無い分、刺激を求めているのかもしれない。そこに糖分は無くてよく、酔いはしないが頭痛はしないし、酒に比べれば安いから良いことしかないが、気の抜ける速度だけ気をつけなければいけない。

今の自分は、気の抜けた炭酸水のようだと思うことがあった。或いは破れたタイヤのよう。昔の話である。

 

 

居なくなった人を思い出すことは日々ある。

どこまで行っても俺は生きているし、居ない人は居ないから、俺にはその境界線がよく見える。どちらも行き来できるような状態はしんどいよな。

 

 

 

ネガティブとはボンバーマンのドクロプレートのような物で、産まれたからには消すことはできず、もし消したいと思うのなら抱えたまま死ぬしかない。

だから、共存という選択をするのが大人です。俺は退屈の上から生クリームを塗ってデコレーションして、それを一番美味しく食べる方法をずっと探していたのかもしれない。

 

 

コチラの桜は間もなく散り終える。

炭酸の抜ける速度と、どちらが速かったのだろう。

 

 

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このconverseはとても気に入っている