待ちきれなぁ〜いぃ〜

 

12/11

ズカイのライブを観る。仕事終わりに車を飛ばし、シャングリラのドアを開けるとちょうどズカイのSEが鳴っているところだった。ぜったに頭から見たいと思っていたので間に合って良かった。

ツアー前からツアー中に掛けてバンドとして逞しくなっていく姿勢がカッコよかった。楽器の数と声の数が他所のバンドよりも多いので立体的に迫ってくるし、このサウンドスケープこそがズカイの武器か、いやいやまんくも君のメロディとカリスマ性こそがズカイの真骨頂かとか考えていた。

 自分自身の話になるのだけれど、最近はバンドを楽しんで見れるようになった。常に良し悪しを判断しその理由を探すフシがあるが、バンドを辞めてからライブを見るとその正確に折り合いをつけることが出来なくなっていたが、最近はそこに固執しなくなった。バンドをやろうと誘ってくれる人に出会いスタジオに入り、なんか良いから曲作ろうか、と始まりだしたからだろう。

 ツアーでやって演目と流れはほとんど変わらなかったがそれはアルバムに対する解釈の提供だったと思う。つくづくバンドは大変だなと思ったりもした。今と昔のズカイでは自分の中の置き位置も違うしな。

 


 帰りにYoctopolisの中倉くんと谷本くん、青い紫陽花のあいちゃん、ハロサドの寺前くんと少し飲んだ。みんな勿論好きだが、俺は谷本くんが好きである。退屈してる時のバネの種類が自分と似ている気がするから。

 

 

 

12/12

植物園に行く。半田山にある植物園はとても広大で冬だけど綺麗に咲く薔薇が印象的だった。カレーの匂いがするハーブが本当に不思議だった。また行きたい。

 昼から商科大学でreGretGirl観る。平部のギターの音めっちゃ良くなってたから聴いてみたら本人もしっくりきてるらしかった。体育館って多分やりにくいんだろうけど時間経つにつれて良くなってた。PAの方が相当腕利きなんだろうなと毎回思う。

 


夜はママツーで裸体を観た。

生存確認したし、してもらった。ガナリヤのみんなとも久しぶり会えたしライブも見れた。裸体にもガナリヤにも覚えてもらっててホッとしました。

最後音デカ過ぎてもうよくわかりませんでしたね。ライブしてへんのに翌日朝起きたらライブ後の鞭打ちみたいなんあったし。今の仕事よりも裸体のサポート(出来てない)してた時のほうがよっぽど地獄だった気がして、ミッチーさん怖いし好きやけど実力足りんから学校で会うのホンマに嫌やったわ〜。ハードコア髭生やしてから貫禄すげぇから怒ったらまだ怖そうやし、大好きやねんけども。みんな好きやねんけどな。

帰りにuniTONEのテルシくんと純とkinderwallsのナオトと、シンカイくんと飯食って帰宅

 

 

 

12/13

香川へGO

暇人の集まりである。テルシくんと金の掛からない遊びを模索する。

うどんを食いながら新しいバンドを組みそうだという話をした。この歳でバンドの立ち上げに関われるとは思ってなかった。対バンしよやと言われたが、気が早すぎますと言っておいた。

 


金がない時にする遊び。俺は友人と遊ぶのが大好きだ。大好きすぎて普通のことや普通の場所に行くのが好きじゃない。つまらん遊びしやがって、みたいな気持ちになるから。例えばUSJも嫌いである。行く人は微塵も偉くなく、造った人が偉いんじゃい!みたいなことを考えて

これだけ悪態ついて、じゃあお前が好きな遊びってなんやねんって思う人がこれを読んでいる中にもしかしたらいるかもしれないし、そこに触れないのは卑怯な気もするので書いておく。

熊出そうな山の中で夜カップ麺食べるとか、ベランダから飛び降りる時に面白いポーズして着地するとか、急斜面の頂上から下に走り抜ける最中に転げ落ちるとか。ただ車押すとか。ノー知識の奴ら集めて松茸探しに行くとか。

おもんなかったらごめんな。でもやってみたらちょっとは絶対オモロイから。

 

うどん食べながら、俺がしたいと提案したのがGoogle衛星写真見て、変なところにある建物探しに行くとか、どうやって辿り着くか分からん池とか建造物に勘で行ってみるという遊びだった。これは大抵、近くまでは行けるが車が通れないくらいの狭さになって運転手の体温は上がって背中と額に汗かいたりするんやけど、助手席でそれ見てるのが楽しいんよな〜。いっちゃん好きや。自分が運転手でも好きやけどな、道狭くなってくると戻るのもダルいから進んでも地獄って分かってても人間って進んでしまうんよね。俺はもう慣れたからダルいからじゃなくて敢えて進んでんねんけど。なんの話?

 

 

テキトーに車を走らせていると見晴らしの良い入江を見つけ、そこで止まる。98歳のお爺ちゃんとお爺ちゃんが飼っている柴犬と出会い雑談。お爺ちゃん、耳遠すぎて何言うても「えぇ!?」って言うてた。それを良いことにテルシくんはたまにジジイって言うてたのが良かった。不良っぽくて。それにしても良い入江だった。

 

カーステからはthe coopeezの無力な瞬間が鳴っている。その後流れてきたサンドとイッチの藤本くんの声に俺たちは笑っていた。


コイツとおったらどこまででも行ける気がするな、って感じの奴とバンドも組みたい。俺が大好きな友人との遊びはコレに似ていると思う。誰もやったことない音とか、ごちゃ混ぜにした上でのスキマ産業だったりするのではないか。

 


変な遊びは募集中です。

 

 

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植物園でみた綺麗な花