アルコールの代わりにソーダ水を飲むことがある。炭酸がキツいやつ。アルコールが無い分、刺激を求めているのかもしれない。そこに糖分は無くてよく、酔いはしないが頭痛はしないし、酒に比べれば安いから良いことしかないが、気の抜ける速度だけ気をつけなければいけない。
今の自分は、気の抜けた炭酸水のようだと思うことがあった。或いは破れたタイヤのよう。昔の話である。
居なくなった人を思い出すことは日々ある。
どこまで行っても俺は生きているし、居ない人は居ないから、俺にはその境界線がよく見える。どちらも行き来できるような状態はしんどいよな。
ネガティブとはボンバーマンのドクロプレートのような物で、産まれたからには消すことはできず、もし消したいと思うのなら抱えたまま死ぬしかない。
だから、共存という選択をするのが大人です。俺は退屈の上から生クリームを塗ってデコレーションして、それを一番美味しく食べる方法をずっと探していたのかもしれない。
コチラの桜は間もなく散り終える。
炭酸の抜ける速度と、どちらが速かったのだろう。
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