8/25 サラバダー

ずっと思えてることで、自分にとっては誇らしい考えなんやけど、解散したバンドに対して復活してくれとかそれに近い希望的観測、俺は持ちたないな。
でも、まだまだ日本の音楽が楽しくなるとして、その波の中に俺もおりたいってのはマジで思う。俺がその中に居たい。一枚とは言わず何枚も噛みたい。


今日は引越しの日程を決めた。一人では決められず借り先に電話をして相談した。知らないことを教えてもらえてすぐに決めることができた。後は荷物の減らす。欲しい家具などあれば連絡ください。

8/22 アダワキコ

大阪は再び灼熱の夏だった。夏は過ぎるが暑さは残る、秋はまだまだ来ないだろうな。昼から原付のオイル交換へ行き、その後難波で映画を見た。噂の「カメラを止めるな!」だ。誰しもオピニオンリーダーという存在がいると思うが、この映画は先日東京へ行った時にその一人である友人が「今日見た映画がめちゃくちゃ面白かった」と話していたのでずっと見たかった。実際めちゃくちゃ面白かった。今日たまたまこの映画のパクリ疑惑が浮上していたが、その記事のおかげか、スタッフクレジットでパクリ疑惑先の「GHOST IN THE BOX」の名前を見つけることができた。存在ってのは自分の中で認識するところから始まるよなと、スタッフクレジットを見ながら考えてしまって、エンディングに集中できず勿体無かった。


映画を見終わってからは本を読んだ。恩田陸の「夜のピクニック」という小説である。高校が舞台の本なのだが、自分の高校の頃と重ねて読んでしまう。そして読んでる間は学生の頃に戻れる気がするのもいい。一番好きなのが、この本に出てくる女性は凄く素敵に見えることだ。女の子同士の会話の描写がいくつかあるのだけど、自分が高校の頃なんか、まともに女の子と会話したことがなかったから、ましてや当人同士の会話も聞いたことがなかった。だから、女の子同士ってこういう会話をするんだなとつい色々思いを膨らませてしまう。そして、もし次に自分が生まれてくるならば、その時は女性になりたいと思った。そうして初めて自分は女の子の気持ちを理解できるんじゃないか。この感情と同時に、誰よりもやさしくいたいと思う自分の信条を全うするには、今の寿命だけじゃ足りないかもしれないという気持ちも過ぎった。反射的に、くるりの「男の子と女の子」を聴きたくて読む手を止める。

この本はまもなく読み終わってしまう。映画も本も、気心が知れて楽しくなってくると終わってしまうよな。


その後はFunny Funk Fishのソエジマさんとケーキを食べた。スイーツ好きの二人がお洒落なケーキ屋でスイーツを食べている絵が妙に歪で笑ってしまった。自分はチェリーとピスタチオのケーキを注文した。近況を聞いてもらいながら相談に乗ってもらったりしたが、基本ゆっくりした時間を過ごせて楽しかった。ソエさん、ケーキご馳走さまです。



俺は最近、これまで自分の人生で大切だと思っていたことが実は間違っていたんじゃないかと、本当に落ち込んでいた。逃避という発想も浮かんだ。でも、まだ頑張って思い留まることができる気がした。そういうきっかけがあったのだ。
臆病だし、心はきっとすぐに傷付くが、その先にある素直な心の交わし合いをこれからも大切にしたい。

8/18〜8/19 生まれた頃から(ポルトガル)クイズの時間

夕方から香川へ行った。
reGretGirlとっくんとLambdaジョンと共に夏の休暇を楽しもうということで、夏の田舎でバーベキューして翌日tooniceのイベントを見るという、丁度良いプランだ。
行き道はジョンによるポルトガルクイズ(理不尽極まりなかった)で時間を潰し、香川に着いたのは21時手前。そこからuniTONEテルシくんとジュンと合流し、買い出しやらを済ませ、バーベキューの火起こしを始めたのが22時過ぎ。既に外は真っ暗だったけど、涼しいし星が綺麗だし色々丁度良かった。

f:id:notmaekawa:20180820124802j:plain
写真は、時間がないのでドライヤーで火起こししてるところ

テキトーに乾杯してテキトーに肉を焼いて食べた。一通り終わったのが2時手前だったかな、楽しんだみんなが思い思いに地面に寝転がりだした頃、テルシくんがプレイリストからWEEZERを流してくれて、みんなで星空を見ながらチルアウトの最上を味わった気がする(更にここにテルシくんの飼い猫が二匹現れてとっくんはチルアウトの天井を突き破って昇天した)。
撤収開始が大体3時頃。自分は火起こししたし炭ある程度片付けたから他の手伝いはまぁええかとゴロゴロしてたら次の日テルシくんが「片付けほぼ僕だけで終わったしな」とさりげなく嘆いていたのが面白かった。テルシくん、ちゃうで、手伝ってなかったん他の三人やで。

f:id:notmaekawa:20180820135842j:plain
写真は星を見ながら昇天する人間

翌日はうどんを食べてハードオフに行きまくった。香川のハードオフは珍しいものが置いてあったりしてすごく楽しい。ぶっ壊れてるテスコのオルガン欲しかったな…。代わりにピアニカを買って、助手席でずっとピアニカを吹いていた。高松に着いてからはずっと行ってみたかったマッシュルームレコードへ行った。店の雰囲気も店主も気さくでまた行ってみたい。イベントまで時間があったので古着屋へ行った。ナイスなジャージとTシャツをジョンが気に入って買っていた。買った直後にその服に着替え出したのも良さのポイントだった。
その後は、自分的には讃岐うどんを凌ぐ食べ物、骨付鳥をリハ終わりのuniTONEキクさんとテルシくんとジョンで堪能した。昼にうどんを食べながら「うどんのおいしさの3つのポイント(中身を聞いてみたらこれも理不尽で笑った)」をテルシくんが話してくれたのだが、昼間納得いかなかったので骨付鳥を食べながらまたこの話をした。こういう、誰かが話題を放り込んでそこに疑問や指摘をまた別の誰かが投げかけ、それに即座に返答するという、ある種アドリブのようなライブのような対話ってめっちゃ楽しいし、自分達でどんどん宇宙拡げていく様ですごく好きだ。まぁでも3つのポイントにはやはり全然納得がいってない。気になった人は香川県民に聞いてみてほしい。

イベントはとても良いもので、自分はforget me notのライブをようやく観ることができた。遥か昔に裸体のみっちーさんに「めちゃくちゃかっこいいから見たほうがいい」と言われていたバンドの一つだった。めちゃくちゃかっこよかった。井川さんがあんなにカッコいいドラムを叩くなんて知らなかった。uniTONEを見たのは去年の岡山ぶりだったな。

ライブを見ながら、uniTONEのライブの良さを言葉にしてみたいと思った。一聴して耳に残るギターリフがあるわけでもなく、昨今流行りの、繰り返すサビのメロディもあるわけじゃない。でもuniTONEには、一曲聴き終える頃に「あ、良いやん」と思わせてくれる工夫がイントロからアウトロまで散りばめられているなと思った。Aメロやサビで曲に膨らみをくれるコーラス(クソうまい)とか、間奏で現れる綺麗なメロディとルート音、ラストサビになったら一緒に口ずさめるくらい優しい歌メロ、etc。そしてこれらの良さ全部を、安定して提供する為に備わった演奏技術。工夫が本当にたくさんある。味見だけで分かる旨さを持たずして一皿完食した後に残る余韻で「あ、良いやん」と思わせられるのって実はめちゃくちゃ凄いんじゃないか…?もちろん余韻が残るのは中身が良かったからだし、しかもその「あ、良いやん」の種類が(自分にとっては)温かみとか安心の類の「寄り添ってくれる感じ」に近い。あれ?めっちゃ良いバンドやん…。

という感じでライブ中に結論に至った。
最近の自分は少しやさぐれていて、これからの未来を考えたり、属しているチームが今の自分にはないから、ライブを見るのが嫌になる時がある。単純に悔しいからだ。その中でuniTONEの良いライブを見ながらワクワクする感情と、そういう自分の中の独りぼっちな気持ちが混ざった結果、1985の大サビで大泣きしてた。周りから見たらちょっと気持ち悪いやろな。

その後見たLOSTAGEで見事にブチ上がりをキメた。窓のイントロで怒号あげてもうたし。
ライブ中に全然知らない人と仲良くなるくらいブチ上がって、最後のバンドが残っていたが、明日の予定もある為名残惜しいけどそのまま大阪へ帰った。tooniceではkinderwallsのナオトやboys in blueサキカワくんに会えたのも嬉しかった。もげっくんにも会えたしな。

f:id:notmaekawa:20180820140015j:plain
写真はtooniceの前で撮った。左から俺、聖母マリア、フランス人、とっくん

これから自分は何をどうするのか、それに悩んで、休憩したかった。そういう意味では今回の旅行は本当に丁度良いものだったなと思う。めっちゃ楽しかったし。どちらに揺れようが、何処へ行こうが自分には自分の人生しかないのだ。



帰りに寄ったSAで、ご飯を食べながらとっくんが「夏終わったわ」と口から漏らした。反射的に「いや、まだまだ暑い日は続くで」と返したけど、車に乗り込んでからその言葉をもう一度考えて「ちゃうな。夏終わったわ」と一人で思った。
もちろん帰りの車内もピアニカを吹いて遊んだ。

8/17 人格崩壊サワー

帰省は一旦終わり。
朝から近鉄電車に乗って大阪へ戻る。地元の気温は低く、朝はパーカーを着ないと寒かった。その後バイトを済ませ、夜は梅田でたくさんの人と飲んだ。ナードマグネットの藤井さんが誘ってくれて参加した飲み会だった。初めて会う方もいたし、久しぶりに会う友達や面識あるのに話したことない人とも仲良くなれて楽しかった。大勢でやる花火ってあんなに楽しいんやなぁ。あの娘はウォンバットのむらちとはめっちゃ久しぶりに会った。数少ない同い年のバンドマンの一人だ。飲み会には完全にノンフィクションから三人全員が出席してて仲良の良さにびっくりしつつ、別所さんとは初めて自然体で話ができた。テキョロますみくんとも久しぶりに会ってバンドの話をした。二次会は花火をしようということで、花火を買ってお酒を買って公園で開催。別所さんがタカラのレモン缶チューハイに対して放った「人格崩壊サワー」というワードが個人的にツボにきた。久しぶりに良い時間を過ごしたから帰るのが嫌になり、多分初めて終電を逃した。ので、Emu sickSなかじん君とせのげさんと京橋から鶴橋まで歩いて、そこからタクシーに乗った。帰り道はずっとEmu sickSのことを僕が聞いていた。なかじん君とバンドの話は実は全然したことがなく(大体僕がいたずらして怒られる)寺田町で降りてからも誰もいないファイヤーループの前でなかじん君と1時間ほど喋って帰宅した。飲み過ぎて早朝に吐きまくったのは言うまでもない。
f:id:notmaekawa:20180818142312j:plain

8/16 サメカメ合戦

今日も曲を作った。今日は昨日作った曲と昔作った曲を自分で録音して形にした。でも自分は絶望的に歌が下手なので、○○ならきっとこういう風に歌うかもなって思いながら録っている。早く人に聴かせて感想をもらいたい。


昼は祖母に挨拶に行き、野菜をたくさんもらった。茄子もゴーヤも美味しく食べよう。地元は梨が有名なんだけど、梨が食べたくなり直売所でそれも買った。大阪は持って帰る。


夜は友達と会って話をした。


今は夜中で、とんでもなく涼しいけれど、大阪も東京もこれくらい涼しいのだろうか。三重の夜中は虫が鳴いて、涼しい風が吹いてその度に森が鳴く。となりのトトロの「おうちボロだから飛ばされちゃうよ」ってシーンを思い出す。


p.s
松任谷由実「青いエアメイル」大貫妙子「森へ行こう」が本当に染みる夜です。

8/15 ブチ上げ盆踊り

お盆の忙しさを越えて実家に着地した。

実家に帰ってきた目的は一つ、曲を作るということ。
ちゃんと一曲出来たので安心した。明日も一曲作りたい。

夜は夏祭りへ出掛けた。
田舎の超ローカルな祭りなのに、ちゃんと盆踊り踊る老人はいるし、子供もいるし、ビールもめちゃくちゃ安いし、ローカル納涼祭りは最高のパーティだ。

湿気が強すぎてメガネは曇るし、山の匂いがするし、蝉がTシャツに止まったりするけど、時間の流れが都会よりゆっくりで俺は好きだ。

8/11 あじしお太郎

8/10

大阪は晴れ、今日も暑い日だった。
夜に急に飲みたくなってLambdaのあいちゃんを誘って飲んだ。




8/11

大阪は晴れのち曇り。めちゃくちゃ暑かった。
AOI MOMENTのひとみんと会って相談に乗ってもらった。他には料理の話をしたりした。帰ってきてから風呂に入り美味しんぼを見ていると料理がしたくなったので、鰹節から出汁を取ってふろふき大根を作っている。
部屋には鰹節と大根の良い匂いが漂ってきた。
このまま肉味噌を作る。

そういえば昼間に、
椅子に座っているだけなのに、2秒ほど頭の中が真っ白になった。身体がダルいとかそういうのはなかったけど頭の奥が重くなって気絶しそうになったのがめちゃくちゃ怖かった。

明日は雨になりそうやな。


f:id:notmaekawa:20180812000903j:plain