それからの話

大阪を離れることにしました。今年の2月末にLambdaを脱退してから新たなバンドを探して最近まで自分の考えを持って頑張ってたんだけど、上手くいかなくって。それって別に悲しいことではないんだけど(勿論悲しかったが)こういうのって例えていうなら就職活動とか受験と同じなんじゃないかな。会社との相性だとか、自分の勉強時間が足りないだとか、受験本番や面接で力を発揮できなかっただとか、これを読んでる人が経験した実体験と重ねて読んでもらえたら共感してもらえるんじゃないかなと思う。共感してほしくて書いてる。

僕はホント、めちゃくちゃ音楽が好き。一周回ってno music no lifeも胸を張って言えるようになりました。だから、もし自分が「音楽諦めた」とか思われてるんだとしたらそれは本当に嫌だ。
で、今更なんでこんなこと書くことにしたのかっていうと、この前元メンバーに会った時、自分がバンドを抜けた理由が「バンド活動における年齢的な問題」だと思われてる部分があったようで(それが全てだと思ってないだろうけど)、それは自分的には中指立てて反論したい部分であったので改めて文面にしようと思いました。

ってかね、それが理由だとしたら自分は新しいバンドを探したりしないし…!バンドってマジで結婚相手探すのと同じくらいの運命論で、知らない相手といきなり結婚出来んのか?いきなり同棲できんのか?みたいなことも思う。
だから、バンドが生まれるって確率めちゃくちゃ低いけど、もし次自分がバンドをやるなら結婚と同じくらい丁寧なプロセスを踏むと思う。その上で、相性条件合わずで失敗とかはマジで仕方ない。

でも音楽ってバンドが全てじゃないし、
自分に何が出来んのかってことをこれから試していこうと思ってる。自分はこれまでベースしか弾いたことなかったけど、その枠がなくなった今、その向こう側を想像すること、そして自分がそれを想像しようと思えることはとても素晴らしいことだなって気持ちです。

やりたいことを狙い定めてそこに向かって努力し工夫する。ダメでも全然いい。ダメなとこ直してまたやるし。

とにかく自分の中での目標は今のところずっと音楽だ!目標達成する為にお金だって稼ぐし、遊びたい時は遊ぶし、休みたい時は(休めるなら)休むし。でもそれは全部目標の為にあるんだと思う。この考えってきっと生きてる人みんなと共有できると思う。

だから、まだ自分は全然やります。大阪離れるのも、とりあえず地元帰ってみるかって感じなんだけど、会うたびに「地元帰るんすよね…」みたいにちょっと寂しそうに言われるの、ありがたいんやけど自分的には「地元帰るんすよね…(音楽諦めて地元帰るんか)」みたいに補正つけて再生されちゃって。みんながみんなそう思ってるわけじゃないと思いますし、僕が考えすぎなんかもしれんけどさ、まだもうちょいワクワクは残ってるから全然死ねないな!


引っ越しの荷物移動ももう終わって、よく通ったお店に「今日で来るの最後なんです」みたいな挨拶したりしました。普段お店いって自分の素性話したりしないんやけど、こういう経緯で大阪離れますって言ったらみんな応援してくれたの嬉しかったな。美味しい寿司とカレーとパンと中華料理とクソ安い酒とライブハウスが近くて、更に家賃の安い良い街だった。友達も沢山できました。僕は音楽と友達が同じくらい好きです。また会おうね!