1/6 いつでも微笑みを

不思議な夢を見た。
カラフルに咲き乱れる花畑に行くという。思い思いに祈ったり、笑ったりしてる中の一角。なんでやろか、その辺りだけ歪んで見える。瞬きをしても、涙で潤んでも蜃気楼は消えなくて、ずーっと眺めるけれど何も見えなくて。だけど別段怖くなく、揺めく先をずっと探していた。困ったのは、歪んで見えるのは花畑だけじゃなく、帰り道のコンクリート、向かいの待合席までもが蜃気楼で揺れていたこと。不思議に思いながら俺は寄り道をしてから帰る。とても早く起きて身支度をした、あの日の自分に会ってから。


電車での帰り道、俺はこの景色を知っていた。僅かな隙間から間もなく、かつて住んでいた町が見える。俺たちは人生をずっと音楽になぞらえて、死んでいくと思う。いつの間に君も先生になったんでしょうか。今度会う時は誰も知らない一つのことを、教えてほしいなと思います。

f:id:notmaekawa:20190107140342j:plain

1/5 ひこうき雲

遅めの起床後、久しぶりのランニング。


捻って痛かった足もいつのまにか治っていたので安心。
休んでた分を取り戻す。


スニーカーを洗う。東京にいったり山を歩いたりしたのでだいぶ汚れてた。靴の汚れはブラシで擦ると簡単に落ちるから、靴洗うんは好き。


で、そういやサンクラに曲上げたことを思い出して反応気になって色々調べる。
去年作った音源って何曲かあるんやけど、誰にもなんも知られんまま2019年になるんも嫌やなぁと思って大晦日の23時くらいに慌ててアップロードしたのがコトの発端。サンクラってアップする時にジャンル決めなあかんねんけど、ちょっとだけ考えて普通のじゃ嫌やなって思ったからジャンルの欄にHomeって書いて提出(提出?)した。あくまでデモって感じやけど、今の自分の等身大なんで、そんなつもりで聞いたり聞かなかったりしてください。

そしてまだ聴いてない感じやったら一回聴いてみて〜。
https://soundcloud.com/user-74255497/griefwork

↑知り合いから「歌ってんの別人でしょ?」ってめっちゃ言われるけど、僕です…。





その後美鈴で餃子と麦汁を飲んで、初詣。
美鈴の餃子、とんでもなく美味い。えっ?うまっ、もう一個食べたい、ってなる美味しさ。

お賽銭は6回くらいした。
夜の神社はめちゃくちゃ好きやな。聞いたことない距離感で鳥が鳴いたり、圧倒的な存在感で木々が揺れたりすると、退屈が消えてその隙間へ染み込む森の匂い。森も年越すんやねぇ。あけおめ。

にしても寒かったな〜。一緒に行った奴が口ずさんでたチャラ男番長のネタが森中に響いてたわ。



ハードオフブックオフ寄って小説3冊買って帰路。
ハードオフで気になった楽器あったから試奏お願いしたら、スタッフさんがレジ台の上にアンプを置かれて「ここでお願いします」というので、レジに並ぶ人と並行に、すごく恥ずかしい気持ちでギターを鳴らした。ハードオフの試奏って、そもそもアンプの特性もよーわからんからアンプいじるところから始めるの僕だけ?



最後に来来亭も食ったな。硬めの麺って言ったのに雑炊みたいな柔らかさの麺出してきたから、レジで文句言ったら店員は悪びれることもなく「注文通りに作った」と。つーか謝罪もなかったなと、気付いて怒りが湧き出したのは助手席に座ってからだったので握った拳はポケットに収める羽目に。あのスタッフ(名前も顔も思い出せない)まじで働くのやめろ。




買った本は、明日電車で読むことにしような。




f:id:notmaekawa:20190106021204j:plain
「美味そ〜」って思ってる

f:id:notmaekawa:20190106021320j:plain
「美味ぇ〜」って思ってる

f:id:notmaekawa:20190106021422j:plain
「美味ぇ〜」って思われてる

らんま1/2

明けましておめでとうございます

年が終わるのは確かに感じたんだけど、そこからずっと働いてるのでまだ年が始まった感じがしてません。俺はずっと18/19の狭間にいる…。

皆さんどんな正月をお過ごしなんでしょうか。
僕は休みの日に約束してた遊びも無くなり、いよいよ友人と疎遠になるような感覚に怯えながら暮らしてます。



昨日の夜に中学の時の友人と久しぶりやね〜って感じで飲んだ。幹事というか、主催は自分だったんやけど、やっぱり来てもらえると嬉しいよね。みんな楽しそうだったし自分も楽しかったし。ツイートしたけど、二日酔いと時間感覚のないまま部屋で鳴ってたユーミン、マジで最高やったんよ…。

飲みの席で、酔っ払いながら自分の感性に嬉しくなった。友人の中にも括りがあって、親友とかマイメンっていう最深部に当たる奴らが自分にもいるんやけど、「こいつのここが好きなんだよな」とか、「お前もこいつ好きなんか、良いセンスしてんね!」ってな具合に他人のことなのに自分のことのように誇れる人が僕にもおるってのが自慢。自分を大切にする為に、まず好きな人達を大切にしてぇよな。

あとは好きな人よりも後に寝たりな。


初夢は雷が落ちる夢だった。夢占い調べたけど、まぁまぁ衝撃的で、当たったらおもしれぇなとも思うけど。

ひつまぶし

ある日、タイムマシンでやって来た君が別れを切り出した

暖めていたセリフを、計りまくったタイミングで一言一句間違えず自分に説く

未来の君には疑心無く、日々の君は独り泣く

訃報を聞いた後で分かる、自分の死
その前に話しておきたいことがあったのに
言葉の価値は大暴落
耄碌すべしショートホープ


でも
ピーンときた


ある日、タイムマシンでやって来た君が
ようやく別れを切り出した

12/22 イメージできるか

自分の人生のラストシーンはたまに想像してしまうけれど全然分かんない。それでも、最後に浮かぶ風景ならば今からでも全然イメージが湧く。
恐らく、一番長く過ごした場所が浮かぶような気がするから、俺にとってそれは家。部屋でも良い。なんなら自分の家じゃなくても良い、とにかく家ってことにして話を膨らましたい。めちゃくちゃ長い旅を経て、浮かぶ場所が一番最初なら全て過去は拍手喝采で死ぬ間際の自分を迎えてくれる。
物語は小さな部屋に集約される、漫画が置いてあって
窓は半分開いてカーテンが僅かに揺れている。友人や恋人を招き入れる部屋、もしくは君の部屋。ギターを弾いたり秘密を交換したりこち亀を読んだりした部屋。誰と過ごそうが結局俺とアンタのやりとりになる。ホントの最期に浮かぶ人が誰なのか、答えはもう出ている。そんな気がする。


イメージすることとイメージが見えることは全然違う。見えてる時点でそれは退屈な一日に違いない。