キングクルール

8/8

ゆっくり料理をした。
舌の上の広がる味を想像しながら、作りたいものを作りたいように、味を足したりやり直したりしてソースを作って、ハンバーグに掛けて食べた。挽肉は腐りかけだし、豆腐を足した。そこまで美味しいハンバーグにはならなかった。分かったことはソース作りは難しく、単体で音作りをする軽音楽器に似ているということ。それでもワサビを入れたりカルダモンを入れたり、その都度の変化は勉強になった。



海辺のカフカを読み終えた。村上春樹の小説ってほとんど読んだことがなくて、これからも読んでみたくなった。読後感は、初めてGRAPEVINEを聴いた時に近い気がする。