今年の夏

9月になってた


8月に入った頃に、死んじゃうじゃんかGtの杉ちゃんと久しぶりに電話をした。生活は変わってもあの人のスタンスとマインドは変わっておらず、むしろより覚悟を持って取り組んでいるようだった。引っ越しはお互い様だったらしく、「こっちくる時は連絡ちょうだいね」っていう言葉もお互い様だった。



お盆にはジョンとreGretGirlとっくんとuniTONEのテルシくんとジュン、Yoctopolisの中倉くんと谷本くんと香川で遊んだりした。夜の19時から朝の4時までバーベキューは続いて、夜中に作った焼きそばが大絶賛された記憶と寝る前に谷本くんとYEN(バンド)の話をしたのを覚えている。そういえば、人数がおおかったので寝る部屋を三つに割り振られた時に、いびきがうるさい部屋に振り分けられそうになった。が、嫌すぎたのでめちゃくちゃ拒否して回避。翌日とっくんに話を聞くと「ビビるくらいの爆音だったけど、ジュン(僕の代わりにいびき部屋に放たれた)は全く起きなかった」と言っていた。
あいつはゼロ距離で自分でセットした目覚ましが鳴っても起きなかったらしい。俺はみんなの起床予定時刻5分前にジョンの部屋へ行き「おまえいつまで寝てんねん!!」と起こしてあげた。



8月の末にはtooniceで隔月くらいで行われている「フリースタイルギターバトル」に出た。
ギターバトルとは名ばかりで、ギタリストのみならずベーシストやラッパーあとはDJなんかも出演していた。
求められているものを相手にぶつけ、お客さんの反応を自分へ向ける。空気を読むっていうのはこういうことなんじゃないかと一回戦敗退した後に勝者のパフォーマンスを見て思った。最後にライブハウスでベースを弾いてから1年以上が経っていたことにも気付いた。
バーベキューの時もそうだったけど、音楽的なアウトプットを持たない現状の自分へのコンプレックスが酷い。
前線に居ないのに勝ちたいと思うのならばインプットを増やして蓄えを増やすべきなのに、それも出来ておらずというのが正直なところだが、前線にいる頃よりも音楽的に成長している自信はある。俺ならこいつには負けないぞという思いで残りを試合を見ていた。


音楽、最近は聴けば聴くほど自分の好みが分かってきて楽しい。バンドをやっている頃は大した知識も無く、フィルの載せ方に一切の根拠もなかった。今は毎週の練習なんか当然無い代わりに、何の不安もなく音楽を聴くことができる。好きな時にベースに触れる。好きなキーや好きな展開や構成なんかが、逆説的に明かされていく。
死ぬ頃には好きな音楽を胸張って言えるようになっていると思う。





最近聴いたアルバム

I love your lifestyle「the movie」
antony & the johnsons 「I Am a Bird Now」
for tracy hyde「New Young City」
Alan parsons project「Eye in the sky」
YEN「Reach for the stars」
white belt yellow tag「methods」
渡會将士 「ウォークアンドフーズ」
johann johannsson「Copenhagen dreams」
electric light orchestra 「TIME」
steve winwood 「arc of a diver」
phil collins 「face value
reflection 「transparent」
ゆらゆら帝国「順番には逆らえない(Remix)」