同じドアをくぐれたら

という曲をEmu sickSすみちゃんとカラオケで歌うという夢を今日見た。曽祖母(ひぃばあちゃん)が死ぬ前にも曽祖母(ひぃばあちゃん)の夢を見たし、この間は樹木希林が死ぬ数日前に樹木希林の夢も見た。曽祖母が死んだのは中学生の頃で、夢を見た後に死んだことを聞いた時は、スピリチュアルな何かが自分にはあるのではないかとめちゃくちゃ驚いたが、今の自分はもう大人だ。一人で夜中にトイレにも行けるし、嫌いな食べ物も無い。ミスチルのトゥモローネバーノウズのリミックス版と通常版の音の違いも判る。ゴキブリは無理だし、採血も無理。自分は大人になった。見る夢が全部予知夢なんてことはないし、たまたま夢が重なっただけ。だから、俺はただこれからの人生でたまにそっと思い出す。思い出してちょっと心が痛む。あの時言われた言葉とか言わずとも溢れ出ていた感情を思い出して心が痛む。自分はきっと立ち止まって目を瞑る気がする。思い出して、それから多分誰かに話をする。だから今日のことは別に何も思わない。公言した事が全部嘘だとしても、これからが地平線まで続いていくならそれでいいじゃないか。今日のことを思い出すのか今日みたいな天気の日なら全然悪くないなって思う。



夢の中の樹木希林は、実は全く料理ができずでとにかく高級なものを子供たち(自分含む)に振る舞っていた。あと長崎に住んでいた気がする。バス(風立ちぬの最後のほうで妹が乗っているバス)に乗って会いにいった。自分のおばあちゃんが実は樹木希林で、会えるうちに会っておこうということで長崎まで行くという設定だったけれど、そうなると曽祖母(ひぃばあちゃん)が存在しなくなるので、やっぱり自分にはスピリチュアルなアレは一切なく、今日も夢の中で偶然をマシンガンで打ちまくっていくだけです。