名前をつけてやる

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想像力が事足りるなんてことは多分、一生有り得ないと思う。




寝ていたけど、揺れ始めで起きてそのまま軽い悲鳴をあげながら急いで窓と玄関を開けて風呂場に逃げた。

避難用のカバンをまとめて、水の確保とお米の予備を確認してからもう一度眠ろうと思ったけど、高ぶった神経があまり落ち着かず入眠までに時間が掛かったけれどいつのまにか眠ってた。
そのまま見た夢の中で、地震が怖くて落ち着かないって言ってる友達を、曲を弾いて励まそうと思いギターを録音してメールで送信していた。全然上手くいかなかった。

昼前に起きると、被害確認を終えたニュースが段々と明瞭になっていて、それを見るのが辛くなった。

同時にソースがオフィシャルじゃないアカウントの情報をツイートするヤツら、拡散するヤツらにイラついたりもした。
その時、部屋に一人でいるのが寂しくなって辺りに被害があるのか見てみようと思い、外に出てみたけど、見た感じ被害は見られなかった。空はめちゃくちゃ晴れていて、自然は大気を挟んで上と下ではコミュニケーションを取らないんだなと思った。


この気持ちにも間もなく名前がついて、思い出すキッカケになって、共感してあげられる事が増える。
それは自分にとってすごく大事な気持ちです。