スーパーデブソング

3/17

眠ろうとしたら電話が鳴り、こんな時間に誰だ…?、と思うとEmu sickSのすみちゃんからだった。彼はめちゃくちゃ酔っ払っており「あ…寝てた?ごめんな…。今日じゃなくてもいいんだけど、また一緒にお酒を飲もうよ!あ、今日じゃなくていいで?」と言われ、僕はインテリジェンスな脅しや…!と、怖くなったので夜中の2時だったが出向いた。到着するとせのげさんもいた。2人とも酔っ払っていた。その後めちゃくちゃ寒い中、外でお酒を飲んで早朝に解散した。近況を話している中、ベロベロのすみちゃんが「竜ちゃんも報われなあかんやん。一緒にバンドやろうよ」と言ってくれたのが嬉しかった。せのげさんはずっと笑っていた気がする。起きたら二日酔いだったので休みの日を棒に振った。ストレスが溜まっていたのと、作ったこのないものを作ろうと思い、フォンダンショコラを作った。あまり美味しくなかったが、もし次作るなら確実に美味しいやつを作ることができる。作る機会があるかどうかは分からない。




3/18

テラマエくんに「遠征の運転とか手伝ってくれへん?」とお願いされて、山口県へ。テラマエくんはHELLO,SADNESSというバンドのギターボーカルで、めちゃくちゃ変な人だけど僕は結構好きなので、「任せてください!」と返事して、ついていきました。


山口についてまず思ったのが、街並みの感じが、他の何処とも似てないということ。左を見たら山があるのに右みを見たらコンビナートがあって、その向こうに海があるが、新幹線も通ってるという、自分の価値観を越えた街並みに、少し気味が悪いなと思った。運良くハードオフを見つけたが、良いものは無かった。ハードオフで良い物と出会う確率は大体7パーセントくらいだと思う。リハーサル前に瓦そばを食おうと昼飯チャレンジしたけれど、お店が昼の中抜けのタイミングで昼飯は食べられなかった。その後、こハロサドのリハーサルを外から聞いて、音響確認の手伝いをした。その後居酒屋のような寿司屋にて、昼飯を食べながらミーティングが始まったので、実は気まずいなと思っていた。

ハロサドのライブは良かった。途中でベースにトラブルがあったりしたが、MCを上手く使って会場の空気を味方につけていたのも良かった。終演後に物販が賑わっていたのを見ていた。ライブ中に自分の現状を省みることが多いのだけれど、最近はすごくポジティブな気持ちになる。バンドはやってないし、ベースを弾ける環境は全くないけれど、曲を作って今までの環境とは違ったことをやろうとしている自分を肯定できている。作った曲が陽の目を見ることがあるかは分からないし、ベースも弾きたいので、そろそろ自分からバンドをはっきり探そう。

そして、結局、僕は運転をしなかった…。打ち上げ出ずに休憩しておこうと思ったけれど仮眠タイムで失敗したのが理由だ。体感的には2時間くらい眠ったつもりだったが、時間でいうと30分くらいだった。帰りはサポートドラムのテルシくん(運転手)と会話をする要員として一応頑張った。恋バナをしたけれど、1分くらいでおわったのが面白かった。テルシくんを四国で降ろした後はHELLO,SADNESSの鈴木さんが運転してくれた。僕は頑張ろうと思ったけれど多分、運転してたら事故っていたと思う。気まずくなって助手席でめちゃくちゃ眠った。帰宅は朝の8時頃だった。



3/20
昼間にアイちゃんに会った。Lambdaの元メンバーで、引き継ぎの確認や、物販の残りの受け渡し、通帳やキャッシュカードを引き渡したり、貸していた漫画を返してもらったりした。集合場所は回転寿司屋に決めたんだけど、アイちゃんが寿司があまり好きじゃないことを、寿司屋について20分後くらいに思い出して申し訳なくなった。いよいよ自分のパソコンからもLambdaのデータは全て消えた。あらゆる引き継ぎは終わったんだ。貸していた漫画は手塚治虫のMWで、感想を聞くと「読んでない」と言っていた。いや、何で借りてん。